無断外泊を繰り返す詐欺師

もう、お昼の12時。

 

また連絡なし、無断外泊。

 

何回言ってもやめてくれない。

 

その上、逆ギレ。

いつもいつもいつも。

 

やりたい放題の夫にほとほと嫌気がさす。

 

毎月数回ある無断外泊、

ひどい時は週3回の時もあった。

 

言い訳は、毎回『仕事』。

仕事、といえば済まされると思っているらしい。

3日間も連絡出来ないで飲まず食わず寝ずで仕事してるんでしょうか。

 

その間に、

『好き♡』

『ありがとう』

という女とのLINEのやりとりをしていたこともあったね。

 

問い詰めても全く筋の通っていない言い訳と屁理屈。

 

わざわざテレビ電話をかけてきて、ご丁寧に自分しか画面に写さないようにした上で

誰もいない!

と意気揚々と声を荒立てながら、切り忘れていて聞こえてくる受話器の向こうで

『なんでもないのにね〜♪うふふ』

という女の声が聞こえてきたこともあったね。

 

嘘で塗り固めているくせに、嘘がバレているのに白々しく突き通そうとする滑稽さ。

怒鳴り、威圧的な態度をとることによって冷静な話し合いをしないように仕向け、ボロが出ないようにする浅はかさ。

まともに話し合いが出来ないのに、都合が悪くなると途端にヘラヘラし始める愚かさ。

 

嘘をついていることがバレていないと思って怒鳴り散らして相手の言葉を遮り、 下手に会話をしてボロを出さないように出さないように、としているつもりにしか見えない。

 

ああ、だから夫は「普通の会話」が出来ない人なんだ。

普通に話してしまうと、嘘が脆くなってしまうから。

 

あからさまなのに認めない、潔の悪さ。

詐欺師みたい。

突然の罵声

洗った食器をすぐにふきんで拭く

お風呂あがりにタオルで浴槽内を全て拭く

 

いつからか夫がやり始めてくれたことだった。

 

やり始めたことによって、私が完璧にやるのも当然だと思ったようだ。

 

私が作っておいたごはんを食べ、洗い物をしながら突然

「なんか俺がこういうことやるの当たり前になってんな!!」と怒鳴る。

「女なんだからやれ!!」

「クソが!」

「調子に乗ってるんじゃねーぞ!!」

え、食べ終わったまま置きっぱなしの食器も洗えってこと?

という質問には答えず黙ってカップをさげながら怒鳴り続けている。

「だからお前はダメなんだよ!!」とお決まりの大好きな決め台詞を言ってきたところで同じことを言ってみた。

違う点は、私は『お前』なんて呼ばない。

『怒鳴らない』。

だから〇〇(名前)はダメなんだよ。

と言うと、「何がだよ!!」と怒鳴りながらドスドスと威嚇するように足音と怒声を従えて私の真横までやってきた。まるで、スリッパと同じように蹴飛ばすかのような勢いで。

自分はいつもいつも人を傷つけるようなことばかり言い放つのに、同じセリフを言われたらこんなに怒るんだね。

 

 

自分がやり始めたルールを私が少しでもやっていなければ突然怒り狂う。

浴槽内の壁に水滴が2,3滴ついていたら怒るように。

 

私のスリッパが、蹴飛ばされたのか分からないけど置いてあったところから大きく離されて左右バラバラに変な方向を向き遠くに飛ばされている。

 

見送りに向かう私が開けっ放しのドアに手をかけて閉めようとした瞬間、大きく外にひいて手が無理にひっぱられて肩が痛い。

酔っ払いの理不尽な怒りの矛先

また、不機嫌を全面に出し、例に漏れず連絡もなく明るくなってから朝7時頃の帰宅。

 

おかえり、と声をかけると、無視。

 

必要以上に大きな物音をたてながら荷物を置き、服を着替える。

 

今から帰る、の連絡ひとつよこさないのに

冷凍ごはんをレンジで解凍していると舌打ちをしてくる。

 

焼いてあった鯵、作ってあったひじきをあたためようと思いその横で卵焼きを作る。

 

その間に私が入ったあとのお風呂場を見に行っている。

水滴がタイルについていたらしい。

今日の一言目「雑」

ものすごく嫌な、吐き捨てるような言い方。

 

いただきます、も ごちそうさま、も なし。

 

洗い物をしている私の前に投げ捨てるようにお皿を無言で置いてくる。

 

洗い終えた私がベッドに向かうと枕が投げられてどかされていた。

なんのためにこんな嫌がらせをしてくるのか理解できない。

 

私が見ているテレビは無言で消す。

 

酔っ払って勝手に不機嫌になって、また今日も八つ当たり。

 

いい加減にしてほしい。

大きな不快音

今日も連絡なしで帰宅。

 

帰宅時、私はお風呂に入っていた。

 

帰ってきた物音がしたので早々にあがり、仕事前に作っておいたパスタをあたためて食べている夫に

おかえり

と声をかけた。

こちらを振り向きもせず『あー』と不機嫌そうな声を発した。

 

冷蔵庫には、鯖の味噌煮もしまってある。

夫の休みの日に作っていたがその日に食べなかった夫はもちろん鯖があることも知っている。

しかしそれには目もくれず、半人前ほどのパスタを食べ終わったあとサッポロ一番を作り始めた。

 

洗い終わった食器を拭きながら

食器棚の扉をバンバン、食器をガチャガチャ、と大きな物音をたてながら乱暴にしまっていた。

食器を拭いたタオルを乱暴に投げていた。

 

ラーメンを作りながら、菜箸を流しに転がし

『あー!!!チッ!!(舌打ち)』と怒鳴っていた。

 

お風呂あがりには浴槽・タイルを水滴を一滴も残さずタオルで拭き取らないと怒り狂う夫。

出たあとお湯を流していたが栓がされていた。

 

あれ?栓した?

と聞くと

『した。見れば分かんだろ』

と答えが返ってきた。

トーンがとても低く冷徹な声で。

 

これ以上、何か話しかける気もしない声と話し方で。

 

不機嫌を持ち帰り、当たり散らす。

ただの暴君。

ただの自己中。

ただのモラハラ

 

食べ終わったラーメンの鍋を、また大きな音をたてながら洗っている。

必要以上に大きな音をたて、物を投げ、雑に扱うのは不機嫌な気持ちを処理しきれずあたっているだけではないのだろうか。

 

コースターから私のマグカップが半分落とされたけど、気づいていて直してくれないのか、気にもとめないぐらい自分のことしか考えていないのか。

 

すぐに物をなげたり

服を引きちぎったり

蹴飛ばしたり

壊したりしないでほしい。

 

普通の人が普通に出来ることが、なぜ出来ないんだろう。

 

理由もなく不機嫌な八つ当たりで、こちらも気が沈む。

負の連鎖。

一緒にいる人で変わるというが、こんなに人を不幸に陥れるヒトと一緒にいると、私も嫌な人間になっていってるんだろうな。。

人から見た自分は分からないけど、私自身の気が重く暗くなっていっていることは確かだと感じる。

親不孝

また、連絡なし。

 

10時45分に電話する。

もう昼前だ。

 

明らかに寝起きらしきガラガラ声で

何を言ってるのか分からないぐらい呂律がまわっていなくて聞き取れない。

 

前々から予定していた

私の父の古希の祝いに、来ないと言う。

今日このまま家にも帰るか分からない、と言う。

 

自分の親を大事に出来ない人が

他人の親を大事に出来るはずがない

 

以前、夫のことをそんな風に言われたことがある。

 

ほんとだね。

大事にしてくれるだろうと期待した私が馬鹿だった。

 

もう治療も出来ない病気の父の、

最後の誕生日になるかもしれないからね、

なんて言っていたからてっきり家族でのお祝いの席に来てくれるものだと思い込んでいた。

来るつもりがないのなら、どういう意味でそんなことを言ったのか。

 

私だけでなく私の両親まで巻き込まないでほしい。

あの男と夫婦になるなんて、人生で一番の親不孝をしてしまった気分だ。

やる気を失う

昨日揚げ物をした鍋を、油がはいったまま避けて置いていた。

 

仕事前の食事を終え、洗い物を済ませた。

 

私が洗い終えた食器を夫が拭いてくれている。

 

ふいに

「なにこれ、油入ってんの?」

入ってるよ。

「何でここに置くんだよ!洗い終わったものを置くかごに入れんなよ!洗い終わった洗濯物と汚れた洗濯物を一緒にしてるようなもんだぞ!だったらせめてこっちの洗い終わったフライパンを置けよ!」

 

怒鳴る必要、ある?

 

「あ、あとさー掃除機かけたあと俺がごみ捨てするから、やんなくていいから。あんなふうにスポンジ洗われたら目詰まりする。それと掃除機かけるんならこういうソファとか全部どかしてやらないと意味無い。そうじゃなきゃゴミを振りまいてるだけ。」

 

ごみ捨てありがとう、行ってらっしゃい

「話しかけられたら返事するように!子どもじゃないんだから」

バタン

 

私が家事をやらないと

文句しか言わない

私が家事をやると

ありがとうのひとつもなく偉そうに上からものを言う

 

私が何をしても

何を言っても

聞く耳持たず好き勝手やっているくせに

何であんなに偉そうなんだろう

 

尊敬出来るところなんて見当たらない

拷問

珍しく、自分から料理の感想を言ってくれた。

 

「モツ煮、美味しかったよ。100点」

 

作っている時には

「たくさん作らなくていいよ。食べるの大変だから。」

と言っていたから後から褒めてくれたことにちょっと驚いた。

 

ちなみに普段〜不機嫌な時は、

「何でお前の趣味(料理のことを言っているらしい)に俺が付き合わないといけねーんだよ!俺が食わなかったらどうするんだよ!」

「趣味を押し付けんな!飯炊きババァかテメーは。いらねーよそんなん」

等、暴言を吐く。

 

趣味で毎日買い物行って献立考えて作るか!

 

とは言え、出来が良かったことに満足しながら、今日のごはんを作っていた。

作っている最中に、言ってくれた言葉だった。

 

しかし、そのあとに続けた言葉は

「あ、俺ごはんいらないから」

えっ、作っちゃったよと答えた。

夫が仕事に行く直前に、いつもごはんを食べているから。

待てない人だからお風呂上りに丁度いいように作っているところだったのに。

 

今から仕事に行き、帰宅するまで12時間以上はあるだろうに。

今日は節分だから、と

恵方巻き、お吸い物、きんぴらごぼうを用意していた、まさに出来上がる直前に言われた。

 

えっ、作っちゃったよ

 

それに対する答えは

「自分が食べたくない時に食べさせられるなんて拷問だ」

と言われた。

 

拷問だ、と言われた。

 

無理矢理食べろと言っているわけではない。

仕事に向かう旦那のために時間を合わせてごはんを作っただけで拷問と言われるのか。

恵方巻きなんて用意しなければ良かった。

魚屋さんとスーパーとお寿司屋さんを4〜5件回ったりしなければ良かった。

 

毎日毎日モラハラを受けているこちらの身になってみてもらいたい。

それでも私という妻に向かって拷問だなんて、

同じセリフが言えるのか。

 

例えば

穴を掘っては、その穴をまた埋める。

同じように穴を掘っては、その穴をまた埋める。

その作業を延々と繰り返す。

ひたすら繰り返す。

掘っては埋め、掘っては埋める。

いずれ、人はおかしくなるらしい。

無意味なことを延々とさせる、そんな拷問があるらしいと聞いたことがある。

 

私が夫に対して

美味しくて温かいごはんを毎日作ってあげよう

風邪薬を買ってきてあげよう

記念日にはこれをしよう

日々の生活の中で、思っては文句を言われ

行動しては違うと言われ

あげようとしてはいらないと言われ

毎回毎日、ああもうやめよう、この人のために何かしてあげようなんて思うのやめよう、と思いつつ

やっぱり、これをしたら喜ぶかな、嬉しいかな、なんて考えてはまた悲しい気持ちにさせられ

延々と繰り返すこの日々が

拷問以外の何者なのか。

 

それでも私という妻に向かって拷問だなんて、

同じセリフが言えるのか。

 

ひとつの嬉しい出来事よりも

ひとつの悲しい出来事の方が

よっぽど心に突き刺さってしまった。

 

また、心が固くなった。