親不孝

また、連絡なし。

 

10時45分に電話する。

もう昼前だ。

 

明らかに寝起きらしきガラガラ声で

何を言ってるのか分からないぐらい呂律がまわっていなくて聞き取れない。

 

前々から予定していた

私の父の古希の祝いに、来ないと言う。

今日このまま家にも帰るか分からない、と言う。

 

自分の親を大事に出来ない人が

他人の親を大事に出来るはずがない

 

以前、夫のことをそんな風に言われたことがある。

 

ほんとだね。

大事にしてくれるだろうと期待した私が馬鹿だった。

 

もう治療も出来ない病気の父の、

最後の誕生日になるかもしれないからね、

なんて言っていたからてっきり家族でのお祝いの席に来てくれるものだと思い込んでいた。

来るつもりがないのなら、どういう意味でそんなことを言ったのか。

 

私だけでなく私の両親まで巻き込まないでほしい。

あの男と夫婦になるなんて、人生で一番の親不孝をしてしまった気分だ。

やる気を失う

昨日揚げ物をした鍋を、油がはいったまま避けて置いていた。

 

仕事前の食事を終え、洗い物を済ませた。

 

私が洗い終えた食器を夫が拭いてくれている。

 

ふいに

「なにこれ、油入ってんの?」

入ってるよ。

「何でここに置くんだよ!洗い終わったものを置くかごに入れんなよ!洗い終わった洗濯物と汚れた洗濯物を一緒にしてるようなもんだぞ!だったらせめてこっちの洗い終わったフライパンを置けよ!」

 

怒鳴る必要、ある?

 

「あ、あとさー掃除機かけたあと俺がごみ捨てするから、やんなくていいから。あんなふうにスポンジ洗われたら目詰まりする。それと掃除機かけるんならこういうソファとか全部どかしてやらないと意味無い。そうじゃなきゃゴミを振りまいてるだけ。」

 

ごみ捨てありがとう、行ってらっしゃい

「話しかけられたら返事するように!子どもじゃないんだから」

バタン

 

私が家事をやらないと

文句しか言わない

私が家事をやると

ありがとうのひとつもなく偉そうに上からものを言う

 

私が何をしても

何を言っても

聞く耳持たず好き勝手やっているくせに

何であんなに偉そうなんだろう

 

尊敬出来るところなんて見当たらない

拷問

珍しく、自分から料理の感想を言ってくれた。

 

「モツ煮、美味しかったよ。100点」

 

作っている時には

「たくさん作らなくていいよ。食べるの大変だから。」

と言っていたから後から褒めてくれたことにちょっと驚いた。

 

ちなみに普段〜不機嫌な時は、

「何でお前の趣味(料理のことを言っているらしい)に俺が付き合わないといけねーんだよ!俺が食わなかったらどうするんだよ!」

「趣味を押し付けんな!飯炊きババァかテメーは。いらねーよそんなん」

等、暴言を吐く。

 

趣味で毎日買い物行って献立考えて作るか!

 

とは言え、出来が良かったことに満足しながら、今日のごはんを作っていた。

作っている最中に、言ってくれた言葉だった。

 

しかし、そのあとに続けた言葉は

「あ、俺ごはんいらないから」

えっ、作っちゃったよと答えた。

夫が仕事に行く直前に、いつもごはんを食べているから。

待てない人だからお風呂上りに丁度いいように作っているところだったのに。

 

今から仕事に行き、帰宅するまで12時間以上はあるだろうに。

今日は節分だから、と

恵方巻き、お吸い物、きんぴらごぼうを用意していた、まさに出来上がる直前に言われた。

 

えっ、作っちゃったよ

 

それに対する答えは

「自分が食べたくない時に食べさせられるなんて拷問だ」

と言われた。

 

拷問だ、と言われた。

 

無理矢理食べろと言っているわけではない。

仕事に向かう旦那のために時間を合わせてごはんを作っただけで拷問と言われるのか。

恵方巻きなんて用意しなければ良かった。

魚屋さんとスーパーとお寿司屋さんを4〜5件回ったりしなければ良かった。

 

毎日毎日モラハラを受けているこちらの身になってみてもらいたい。

それでも私という妻に向かって拷問だなんて、

同じセリフが言えるのか。

 

例えば

穴を掘っては、その穴をまた埋める。

同じように穴を掘っては、その穴をまた埋める。

その作業を延々と繰り返す。

ひたすら繰り返す。

掘っては埋め、掘っては埋める。

いずれ、人はおかしくなるらしい。

無意味なことを延々とさせる、そんな拷問があるらしいと聞いたことがある。

 

私が夫に対して

美味しくて温かいごはんを毎日作ってあげよう

風邪薬を買ってきてあげよう

記念日にはこれをしよう

日々の生活の中で、思っては文句を言われ

行動しては違うと言われ

あげようとしてはいらないと言われ

毎回毎日、ああもうやめよう、この人のために何かしてあげようなんて思うのやめよう、と思いつつ

やっぱり、これをしたら喜ぶかな、嬉しいかな、なんて考えてはまた悲しい気持ちにさせられ

延々と繰り返すこの日々が

拷問以外の何者なのか。

 

それでも私という妻に向かって拷問だなんて、

同じセリフが言えるのか。

 

ひとつの嬉しい出来事よりも

ひとつの悲しい出来事の方が

よっぽど心に突き刺さってしまった。

 

また、心が固くなった。

「普通」の会話

風邪気味らしく、ここ2〜3日 咳をしている。

 

消化によさそうなものを、と献立を考えたり

包丁を使わない夫のためにバナナと、みかんの缶詰を買っておいたり

ヨーグルトを冷蔵庫に入れておいたが

それらには手付かずだった。

欲しくないのなら、強要はしないので別に良いけど。

いざという時のためのスタンバイ

 

夫は、先日、私が風邪をひいた時に買った市販の風邪薬を飲んでいた。

普段は体調を崩しても病院に行かない・薬を飲まない人が…。

 

頼まれたわけではないが私は薬局に行き、薬剤師さんに聞いて喉・咳に利く薬を買った。

テーブルの上に置いておいた薬を、起きてきて、 目に入ったか入ってないのか分からないぐらい反応はない。

起きた時に『おはよう』という挨拶が無いことに慣れる、悲しい習慣をつけられてしまった。

 

「風邪薬、買っておいたから飲んでね」

と言うと

「ありがとう」

と返事がきた。

 

驚いた。

 

普通の人なら当たり前だろう、と思えるこの会話。

 

なんて珍しい素直なまともな返事。

…と思ったけど、そんなことを伝えたら途端に不機嫌になるだろうから心の中だけで考えた。

 

このやりとりが、今日、仕事から帰ってきてから初めて口をきいた内容。

一方通行ではなく、キャッチボールが出来た内容。

 

出かけ際「今日ごはん作らなくていいよ。(昨日作って残りを冷凍してある)ハヤシライス食べるから。じゃ。」

行ってきます、こそ無かったが

分かった、行ってらっしゃい、と言って送り出した。

 

いつもより少しだけ普通に出かけていった。

 

おかげで、今日は夫が出かけてから毎日恒例のひとり泣きをすることが無く、過ごせた。

無視

今朝も連絡なしで午前7時半頃の帰宅。

 

連絡ぐらいしてくれと何度も何度も言っているにも関わらず、好き勝手やりたい放題の夫。

 

苛立つ気持ちをグッとおさえながらも

おかえり、と声をかけても無視。

寒かっただろうと思い

風邪気味で体調もすぐれないだろうと思い

野菜メインで大根おろしをすって

うどんを作る。

 

たとえ冷めていようが

ごはんが出来るまでほんの5分も待てない人だから

着替えたり何かしている間に作る。

出来上がる。

 

はい、と差し出すも無視。

 

そのまま別のところに避け、

レモンサワーを飲み始める。

 

アル中なのかしら?

耳が聞こえなくなったのかしら?

 

テレビに向かって話しかけている様子から

どうやら耳は聞こえているみたいだけど。

 

今も冷めたうどんが避けられたまま。

1時間以上も放置されている。

 

 

作ってから1時間半後、何も言わず食べていた。

芯の通っていない夫

嫌がらせの能力だけは磨かれてきたんだろうな。

 

他人に対して愚痴と文句、貶すことか媚びへつらうことしかしていない。

 

器は小さいくせに態度だけは大きい男。

別れ話をした時に泣きながら

「好きなんだよ、別れたくないんだよ」

という言葉に同情してしまったのが運の尽きだった。

 

あれが分かれ道だった。

 

あのまま別れられたらどんなに今幸せだったんだろう。

 

無責任なモラハラ男に同情してしまったのが良くなかった。

 

まともな話し合いも出来ず

責任転嫁と筋の通らない言い訳ばかり。

きちんと筋道たてて話すことが出来ないから言っている意味が分からない。

それも、向こうからしてみれば『理解できないお前が悪い』となるわけだけど。

 

私が伝えたいことをあの男が理解できないのは、『伝え方が悪いお前のせい』

あの男が伝えたいことを私が理解できないのは、『理解できないお前が悪い』

だそう。

箇条書き

付き合い、結婚をして今日まで約7年。
書ききれないほど、思い出したくないことも多々ある。


結婚式前々日に雨が降る中外で馬乗りになられ顔を拳で殴られたこと

ドレスから見えるデコルテと背中に傷をつくられたこと

コンクリートの道路に思い切り張り倒され、左頭蓋骨や左腰を強打したこと
パニック障害の発作が起こった時の心無い対応
髪の毛をひっぱられたこと
服を掴み破られたこと
割れたガラスの上に押し倒されたことで耳の中が切れたこと
携帯を折られたこと
私の実家にあることないこと書いた(僕は被害者です)不幸の手紙を届け私の親に余計な心配と迷惑をかけたこと
あの男があの男の母親に向かい、私の目の前で「前の彼女がお気に入りだったよね〜?」と馬鹿にしているとしか思えない言動を繰り広げたこと
どこかの誰かと気持ち悪いLINEのやり取りをしていたことの真偽を問うと訳の分からない言い訳しか並べてこない浅はかなところ

 

まだまだたくさん

 

毎日のように蔑み、無視し、口を開けば何でもいいから文句を言い、暴力と暴言だらけの生活を強いられていること

日々繰り返されるモラハラによる心の傷を毎日毎日増やされていること

 

おかえり、と言っても無視
行ってらっしゃい、にも無視

いただきます、も
ごちそうさま、も
基本的には全て無視。

全て、たまにしか言わない程度。

 

体調悪そうだからこのごはんを作ろうとか
これが好きだろうから今日これにしようとか

誕生日にはここに行こうあれをしようとか
そんな心遣いを全て台無しにされる。

 

全否定。

責任転嫁。

全て、人のせい。

 

うんざりする。

 

一度、時系列に全部まとめてみようかな…